日本とユダヤのハーモニー
第12章 神武天皇こそ大和を平定したイスラエルの偉大なリーダー!
神武天皇は45歳の時に天下統一を目指して日向国から船で瀬戸内海を東方に向かい、その後大和を平定しました。そして紀元前660年の旧正月、太陽暦では2月11日に初代天皇として即位したと言われています。その年は皇紀元年となり、明治時代以降では2月11日が紀元節、すなわち今日の建国記念日として祝われることになりました。日本の君主である天皇はそれ以外にも多くの呼び名を持っています。その中には帝号、御名(ぎょめい)、追号等がありますが、中でも御名は直接口にすることが避けられた天皇の実名であり、「いみな」とも称されています。神武天皇の御名は神倭伊波礼比古命(カムヤマトイワレビコノミコト)ですが、その言葉の意味は十分に知られないまま今日まで至っています。この御名に天皇家のルーツに関する秘密が隠されていたのです。
天皇は「スメラミコト」と呼ばれ、スメラはセム語でのシュメールと同一の発音であり、語尾のMIGUT(ミガッド)が同じくセム語で天下る開拓者という意味を持つため、この尊称が「シュメールに由来する開拓者」であることは前号で解説した通りです。では「カムヤマトイワレビコ」を同様に古代西アジアの言語で検証してみましょう。まず日本人なら誰でもお馴染みのヤマトという言葉ですが、大言海にも「此語源ハ古来種々ノ説アレド、スベテイカガナリ」と書かれている通り、日本語では殆ど意味を見出すことが出来ません。またヤマトに対して大和、日本、倭など複数の漢字表記があること自体、ヤマトという言葉が先行して使われ、後日漢字に宛てられたと考えるのが妥当でしょう。
実はこの「ヤマト」もヘブライ語聖書の後半で使われているアラム語で解釈できます。「ヤーウェーの神」の頭文字である「ヤ」は神の称号として数千年に渡り世界各地で使われており、不思議なことに日本の民謡や囃子言葉にも「ヤ」という言葉が多用されています。そこで語尾の「マト」、「ゥマット」をアラム語で検証すると、「UMATO」が人民の意味を持つ言葉であることがわかります。すなわち、ヤマトとは神の「神の民」という意味の言葉だったのです。また驚くことにヘブライ語で 「KUM」、「カム」という言葉は、群れを大量に集めるという意味を持っているのです。するとカム・ヤマトがごく普通に「神の民を大勢集める」という分かりやすい意味になります。
そしてヘブライ系ユダヤ人のことをアラム語では「IWARAA」、「イワラ」と呼び、ヘブライ語では 「YEHUDI」、「イフディ」、「イワデ」と呼ぶため、類似した発音を持つ「イワレ」の語源も同様に「ヘブライ」である可能性が高いと考えられます。またヘブライ語の 「BEKOR」、「ビコ」という言葉は最初に生まれた子供、初子という意味を持っています。この2つの言葉を組み合わせると、「イワレビコ」、すなわち「ヘブライ民族から誕生した初子」という意味になり、国の創設者にふさわしい意味となります。
これら全ての文字を組み合わせると、神武天皇の御名の真相が見えてきます。「カムヤマトイワレビコノミコト」はヘブライ語やアラム語等の古代西アジア言語で解釈すると、「ヘブライ民族から誕生した神の選民を集めた開拓者」ということになります。国家を失ったイスラエルはイザヤの予言に従って西アジアより日本に移住を開始し、神武天皇のリーダーシップの元に大和の地に結集し、天皇家の歴史を築くことになったのです。もはやイスラエル無しでは日本の古代史を考えることはできません!
(文・中島尚彦) |